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こんにちは。
 
八事駅から徒歩1分の「歯科アイノ」です。
 
歯石は取った方がいいことはなんとなくわかっていても、
「放っておくとどうなるの？」
「どれくらいの頻度で取ればいいの？」
「痛いの？」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
 
歯石は歯垢が固まったもので、歯周病などの原因となります。
 
できるだけ早く除去することを、おすすめします。
歯垢と違って、歯石はご家庭での歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科医院での歯石取りが必要となるのです。
今回は、歯石について詳しくご説明します。

歯石ってなに？

歯の表面に付いた食べかすなどの汚れに、細菌が付着し増殖したものが歯垢（プラーク）です。
柔らかくねばねばしていて、むし歯などの原因となります。
歯磨きで落せなかった歯垢が、唾液に含まれるカルシウム成分などにより、2日ほどで石のように硬くなったものが歯石です。
歯石は、歯垢と違って、歯ブラシでは除去することができません。
表面がざらざらしているので、細菌や汚れが付着しやすくなり、時間が経つほど、硬くて大きな歯石となるのです。
放置していると、歯周病や口臭の原因となります。

また、歯石の表面に食べ物などの色素も付着しますので、歯の黄ばみの原因となります。歯石を除去すると、歯も白くなり、お口の中もスッキリしますよ。

歯石取りは痛いの？

歯石取りは、歯科医院でしか使えない専用の器具を使って、歯石を除去します。
歯石取り自体は痛いものではありませんが、お口の状態によっては、痛みを感じる方もいらっしゃいます。
 
● 歯ぐきに炎症がある方
 歯周病などで、歯ぐきが炎症を起こしている状態で、歯石取りを行うと、痛みが出たり出血したりしやすくなります。歯ぐきを健康な状態に保つことで、痛みをおさえることが可能です。
 
● 歯石の量が多い方
 歯石の量が多くなると、取り除く際に力が入ったり、時間も長くなったりと、歯や歯ぐきに負担がかかります。溜めすぎないように、定期的に歯石を取り除くことが大切です。
 
● 歯ぐきが下がっている方
 歯周病や加齢によって、歯ぐきが下がると、歯の根っこ部分がむき出しになります。
 通常なら歯ぐきの中にある根っこ部分は、神経が多く集まっている上に、硬いエナメル質などで保護されていないので、刺激に弱く、痛みを感じやすいのです。
 
歯石を取ると、歯石に覆われていた部分が表に出てきますので、一時的に知覚過敏のような症状が出ることがあります。
 数日で治まりますが、痛みや出血が続く場合は、歯科を受診してください。

歯石を溜めないお口づくり

まずは、歯石の原因となる歯垢を溜めないことが大切です。お一人お一人に合ったブラッシングを実践してください。
 どんなに歯磨き上手な人でも、磨き残しはあるものです。歯ブラシが届きにくい場所には、デンタルフロスや歯間ブラシを使うのが効果的です。ご家庭でのケアと、歯科でのクリーニングを併用して健康なお口を作りましょう。
 

歯石取りは、3カ月に一度程度、行うのが理想的です。歯科アイノでは、歯石取りを行っていますので、お気軽にご相談ください。